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古代より人々によって語り継がれてきたギリシャ神話。紀元前15世紀頃から口頭で伝承されはじめ、紀元前6世紀頃から文字化されはじめたそうです。
のちにギリシャ神話はローマにも輸入され、ローマ神話として語られることになります。
これらの壮大な物語を彩る様々な神さまたち。彼らはそれぞれキャラクターが立っていて個性的です。
登場するどの神さまもすごい力や特徴を持っていますが、彼らのことを知ると、意外と人間臭いところがあったりと親近感が湧き、よりギリシャ神話やそれに基づくものが楽しめます。
一部ではありますが、個性的な神さまたちを簡単に紹介します。
全知全能の神
オリュンポス十二神。
神々のトップ。雷霆を操り、色々なものに変身できる。最高神として多くの活躍をするが、とても浮気性。それによりゼウスの血を引く多くの神が存在する。正妻は結婚の女神ヘラ。
ローマ神話での名前はユピテル、英語読みはジュピター/Jupiter。
海と地震の神
オリュンポス十二神。
ゼウスの兄でハデスの弟。海を支配し、三叉の矛トライデントを操る。粗暴な性格の荒くれ者で、人間に厳しめの一面もある。女神アテナと支配権を争ったお話も有名。
ローマ神話での名前はネプトゥヌス、英語読みはネプチューン/Neptune。
冥界の神
ゼウスとポセイドンの兄。死者の国である冥界を支配する。隠れ兜という、被ると姿を消せる兜を持つ。三首の地獄の番犬ケルベロスを飼っている。性格は意外にピュアで一途。
ローマ神話での名前はプルートー、英語読みもプルートー/Pluto。
結婚の女神
オリュンポス十二神。
ゼウスの正妻であり姉。結婚を司る女神。結構嫉妬深い性格で、夫ゼウスの浮気を巡り何度もブチ切れ、その怒りのとばっちりや呪いを受ける神や人々も少なくない。
ローマ神話での名前はユノ、英語読みはジュノー/Juno。
知恵と戦の女神
オリュンポス十二神。
ゼウスの子供。知恵と戦の女神。冷静、知的で、フェアな戦いを好む。神話の多くのエピソードに絡んでくる重要な女神。ギリシャの首都アテネの守護神でもある。ピカピカの盾を持つ。
ローマ神話での名前はミネルヴァ、英語読みはミナーヴァ/Minerva。
商業と雄弁の神
オリュンポス十二神。
ゼウスの子供。商業と雄弁の神で、ゼウスの伝令役。口が立ちフットワークが軽い、物語のトリックスター。翼付きサンダルで飛び回り、旅人を守護した。伝令の証ケリュケイオンの杖を持つ。
ローマ神話での名前はメルクリウス、英語読みはマーキュリー/Mercury。
愛と美の女神
オリュンポス十二神。
ゼウスの養子。愛と美の女神。美しくて気が強くプライドが高い。その美貌ゆえ多くの神々に惚れられる。出生はぶっ飛んでおり、ゼウスの父クロノスが切り落とした天空神ウラノスのイチモツが彼女になった。
ローマ神話での名前はウェヌス、英語読みはヴィーナス/Venus。
鍛冶と炎の神
オリュンポス十二神。
ゼウスとヘラの子供。鍛冶の神。神の中では醜いとされている。母ヘラには冷遇されたので恨んでいる。美の女神アフロディーテの夫だが、彼女によく浮気される。手先が器用で神々のために武具を作る。
ローマ神話での名前はウルカヌス、英語読みはヴァルカン/Vulcan。
破壊と戦争の神
オリュンポス十二神。
ゼウスとヘラの子供。戦争の神。同じく戦が得意なアテナと異なり、破壊を好む戦闘狂。粗暴で神々の中では嫌われ者だが、女神アフロディーテに好かれ浮気関係に。冥界神ハデスと仲が良い。
ローマ神話での名前はマルス、英語読みはマーズ/Mars。
太陽と芸術の神
オリュンポス十二神。
ゼウスの子供。太陽と芸術の神。女神アルテミスとは双子の姉弟。芸術、芸能が得意で、人間たちに神託(お告げ)を下す役を持つ。容姿端麗だが、なかなか恋が実らないタイプ。
ローマ神話での名前はアポロ、英語読みもアポロ/Apollo。
月と狩猟の女神
オリュンポス十二神。
ゼウスの子供。月と狩猟の女神。神アポロンとは双子の姉弟。弓の名手で狩りが得意。プライドが高く潔癖症で男嫌いだが、優秀な狩人オリオンに恋をして付き合う。しかし弟アポロンに邪魔をされる。
ローマ神話での名前はディアナ、英語読みはダイアナ/Diana。
酒と演劇の神
ゼウスの子供。酒と演劇の神。自由奔放で情熱的な性格。ギリシャ各地を放浪してブドウ栽培やワイン製造の方法を編み出した彼は、仲良くなった人間にこれを伝承し、のちにワイン文化が広まったとされる。
ローマ神話での名前はバックス、英語読みはバッカス/Bacchus。
暖炉やかまどの女神
オリュンポス十二神。
ゼウスの姉。暖炉やかまどの女神。のんびり屋でマイペースな性格だが、慈悲深さを合わせ持つ。家庭生活の中心であった暖炉を司る女神として崇められ、また孤児たちの守護者でもあった。
ローマ神話での名前はウェスタ、英語読みはヴェスタ/Vesta。
豊穣と収穫の女神
オリュンポス十二神。
豊穣と収穫の女神。作物の収穫量は彼女の気分で決まる。普段は温厚な性格だが、怒らせると飢餓をもたらす力を持っている。ゼウスとの間に生まれたペルセポネという娘がいる。
ローマ神話での名前はケレス、英語読みはシアリーズ/Ceres。
冥界の女神
デメテルの子供。冥界の神ハデスは彼女に惚れ、冥界に連れて行ってしまう。当初は嫌がっていたが、紆余曲折あり、妻になることを受け入れた。母の優しさと夫の厳しさを合わせ持った冥界の女王になる。
ローマ神話での名前はプロセルピナ、英語読みはプロセルパイン/Proserpine。
法と秩序の女神
正義を重んじる、方と秩序の女神。力の象徴の剣と、法や正義の象徴の天秤を持つ。目隠しをしているのは、外見にとらわれず平等にジャッジを下すため。彼女は現代でも法の象徴として扱われている。
ローマ神話での名前はユースティティア、英語読みはジャスティティア/Justitia。