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Thessaloniki― テッサロニキ ―

テッサロニキ(Thessaloniki/Θεσσαλονίκη

マケドニア地方のギリシャ第二の都市で、アレクサンドロス大王に縁がある街。彼の異母妹「テッサロニカ」の名を冠しています。
街中の歴史的建造物には、中世の東ローマ(ビザンツ帝国)時代の名残が多く見られます。

ビザンツ帝国やオスマン帝国の影響を受けた中世の建造物や、特徴的なギリシャ正教の教会が魅力の治安の良い街です。

テッサロニキ地図

~歴史のお話~
メチャ強い大王

 古代マケドニア王国の大王アレクサンドロス3世。彼は少年時代を哲学者アリストテレスの教育を受けて育ち、20歳で王となります。天才的な軍事指導力に加え武芸も優秀で、王であるにも関わらず戦の先頭に立つほどでした。その強さから神話の英雄ヘラクレスアキレウスの血を引く者と信じられていたそうです。
 彼は最強の軍を率いて、ギリシャ、ペルシャ、シリア、エジプトと次々に無敗で征服、さらに東へと遠征し、なんとインドにまで攻め入ります。インドは征服するに至りませんでしたが、若くしてすさまじい戦果を上げました。そんな彼は、バビロン(現在のイラク)にて、32歳の若さで亡くなります。死因は病死や毒殺、お酒の飲みすぎ等所説あるようです。
 彼は死の間際「最も強い者が王位を継げ」という遺言を残しました。そのため、王座を巡る戦争が後を絶たず、マケドニアは滅びてしまいました。
 文化的な影響も大きく、彼が遠征の際に各地に持ちこんだギリシャ文化が、オリエント(東方)文化と融合しヘレニズム文化が誕生します。また彼は支配した街に自分の名前をよく付けました。中でもエジプトのアレクサンドリアは有名です。
 トランプの4種のキングはそれぞれ有名な王様がモデルになっていますが、クラブのキングはアレクサンドロス3世がモデルになっています。

アテナvsポセイドン

どころ

  • 1

    ホワイトタワー 虫眼鏡

    ホワイトタワー

    砦として建てられた塔。内部はビザンツ博物館になっている。

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  • 2

    ロトンダ 虫眼鏡

    ロトンダ

    ローマ皇帝ガリレウスが建てた円柱形の建物。現在は正教会の祭事に利用される。

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  • 3

    ガリレウスの凱旋門 虫眼鏡

    ガリレウスの凱旋門

    皇帝ガリレウス率いるローマ軍がペルシア軍に勝利した記念に建てられた凱旋門。

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  • 4

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    アリストテレス広場

    テッサロニキの街の中心ともいえる広場。広くて解放感がある。

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  • 5

    アギオス・ディミトリオス教会 虫眼鏡

    アギオス・ディミトリオス教会

    聖人ディミトリオスを祀る聖堂。ユネスコの世界遺産に登録されている。

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  • 6

    パナギア・ハルケオン教会 虫眼鏡

    パナギア・ハルケオン教会

    世界遺産として登録されているギリシャ正教の教会。

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  • 7

    街中の遺跡 虫眼鏡

    街中の遺跡

    テッサロニキの街中には、古代ローマ時代のアゴラなどの多くの遺跡が残る。

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  • 8

    カパニ・マーケット 虫眼鏡

    カパニ・マーケット

    テッサロニキの街の中央に位置する市場。多くの店が並ぶ。

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ホワイトタワー

 テッサロニキのランドマークとしてそびえ立つホワイトタワーは、ビザンツ帝国支配時代に砦として建てられた塔です。
 その後オスマン帝国支配時代に入ると、この塔は牢獄として使用されるようになりました。多くの処刑が行われたことから「血の塔」とも呼ばれていたそうです。
 のちにギリシャ領になってから改修が行われ、ホワイトタワーという名称になりました。
 内部はビザンツ博物館となっており、主にビザンツ時代の品物が展示されています。屋上にも行くことができ、そこからテッサロニキの街を一望することができます。
 塔の一帯は公園となっており、アレクサンドロス大王の像があります。

  • ホワイトタワー外観 虫眼鏡

    ホワイトタワー外観

  • 内部は博物館になっている 虫眼鏡

    内部は博物館になっている

  • タワーの頂上部 虫眼鏡

    タワーの頂上部

  • 頂上からテッサロニキの街を見渡す 虫眼鏡

    頂上からテッサロニキの街を見渡す

ロトンダ

 ローマ支配時代に建築されたロトンダは、もともと当時のローマ帝国皇帝ガリレウスの霊廟として建てられた円柱形の建物です。しかし皇帝ガリレウスは死後別の場所に埋葬されることになったので、この建物はキリスト教の教会として使われることになりました。
 その後テッサロニキはオスマン帝国に支配されますが、その際にはイスラム教のモスクとして使用されます。
 現在はモスクだった時代の面影も残しつつ、ギリシャ正教の祭事が行われる際に使用される施設となっています。

  • ロトンダ外観 虫眼鏡

    ロトンダ外観

  • ロトンダ外観殿 虫眼鏡

    ロトンダ外観

  • 付近の猫 虫眼鏡

    別アングルから

  • 記念撮影 虫眼鏡

    記念撮影

ガリレウスの凱旋門

 ローマ支配時代に建築された、3つのアーチが特徴的な門です。
 皇帝ガリレウス率いるローマ軍が、ペルシア軍との戦争で勝利したことを記念し造られました。
 当初は8本の太い柱が凱旋門を支えていましたが、現存する柱は3本となっています。
 大理石の柱にはにレリーフが彫られており、皇帝ガリレウスを中心に、ペルシア軍との戦争で勇敢に戦うローマ軍の様子が表現されています。
 テッサロニキの街並に溶け込んでいる様子も趣があります。

  • 凱旋門外観 虫眼鏡

    凱旋門外観

  • 街中の風景と融合している 虫眼鏡

    街中の風景と融合している

  • 説明書きの看板 虫眼鏡

    説明書きの看板

  • 奥にロトンダが見える 虫眼鏡

    奥にロトンダが見える

アリストテレス広場

 テッサロニキに縁のあるアレクサンドロス大王。その彼を教育した哲学者アリストテレス。
 そのアリストテレスにちなんだ名前が付いたこの大きな広場は、テッサロニキの街の中心ともいえます。
 解放感のあるこの広場を囲むように、ホテルやタベルナなどの飲食店、ショップなどが並びます。広場にはアリストテレスの像もあります。
 広場の先にはテルマイコス湾が広がり、海沿いの散歩が楽しめます。

  • 店なども集まっている 虫眼鏡

    店なども集まっている

  • 広くて見通しが良い 虫眼鏡

    広くて見通しが良い

  • 海に向かう道 虫眼鏡

    海に向かう道

  • 広場を抜けテルマイコス湾へ 虫眼鏡

    広場を抜けテルマイコス湾へ

アギオス・ディミトリオス教会

 アギオス・ディミトリオス聖堂はギリシャ正教会の教会。ユネスコの世界遺産に登録されています。
 ギリシャで最大のこの教会は、テッサロニキの守護聖人ディミトリオスを祀っています。アギオスはギリシャ語で「聖なる」を指す言葉です。
 「バシリカ」という左右の壁側に側廊が取り囲む造りになっています。
 この教会には、聖人の遺体から奇跡の油が流れ、教会の地下を満たしたという伝説が残っています。
 教会内部には聖ディミトリオスに関わるものや、正教会に関するイコン(聖人の板絵)などがあります。
 素晴らしい内装に目を奪われますが、教会なので見学の際は礼拝している方々の邪魔にならないよう注意が必要です。

  • 教会の外 虫眼鏡

    教会の外

  • 教会内部 虫眼鏡

    教会内部

  • 教会内部 虫眼鏡

    教会内部

  • 教会内部 虫眼鏡

    教会内部

パナギア・ハルケオン教会

 世界遺産として登録されているギリシャ正教の教会。一見コンパクトな印象ですが荘厳な雰囲気を持ちます。
 11世紀に建てられたビザンツ様式の建造物です。
 パナギアとはギリシャ語で「全き聖」や「至聖女」を意味する言葉で、これは聖母マリアの称号の一つとされています。
 現在でもギリシャ正教会の聖堂として使用されています。

  • 教会の外観 虫眼鏡

    教会の外観

  • 教会の外観 虫眼鏡

    教会の外観

  • 説明書きの看板 虫眼鏡

    説明書きの看板

  • 付近の神具屋 虫眼鏡

    付近の神具屋

街中の遺跡

 テッサロニキの街中には、様々な所に古代ローマ時代の遺跡が存在しています。
 街を歩いていると不意に現れる遺跡は、当時の面影を残しながら街の風景に溶け込んでいます。特に古代ローマ時代のアゴラは広くて圧巻です。
 アゴラとは、文化や政治、商業などの中心地となる公共施設のことで、多くの人々が集まっていた場所です。
 当時のアゴラは、主にテッサロニキの行政施設として利用されていました。二重の柱廊に囲まれた公共広場(フォーラム)を中心として、浴場や屋外劇場も含め様々な施設を備えていました。

  • 古代ローマ時代のアゴラ 虫眼鏡

    古代ローマ時代のアゴラ

  • 金網の向こうには遺跡が 虫眼鏡

    金網の向こうには遺跡が

  • 当時の人々に思いを馳せる 虫眼鏡

    当時の人々に思いを馳せる

  • 街中に溶け込む遺跡 虫眼鏡

    街中に溶け込む遺跡

カパニ・マーケット

 テッサロニキの街の中央に位置する市場。地元の人々の暮らしに根付いた、テッサロニキ最古の伝統的な市場です。
 魚や肉、野菜やオリーブオイルといった地元の人々も利用する食料品から、観光客用のお土産屋やショップなども並んでいます。
 このエリアは人の往来も多く、非常に活気づいています。
 珍しいものも多く目に留まるので、歩いて見て回るだけでも楽しめます。

  • 肉屋の店員 虫眼鏡

    肉屋の店員

  • 向かいにはフルーツ屋 虫眼鏡

    向かいにはフルーツ屋

  • ナッツ等を売っている 虫眼鏡

    ナッツ等を売っている

  • 花屋の店先 虫眼鏡

    花屋の店先

思い出のギリシャメシ

 機内食とテッサロニキでの食事の思い出。
 私の旅は最悪の事件から始まることになるのですが、その少し前、飛行機内にて。ターキッシュエアラインはトルコの航空会社。世界三大料理の1つ、トルコ料理の国だけあり、機内食も楽しみでした。長旅の間提供された食事は3度。どれもおいしく満足でした。
 フライトを終えついにギリシャの地に足を踏み入れテンションは最高潮。これからキャリーバッグ1つを相棒としてギリシャ中を冒険するぞ!と息巻きます。…が、その相棒が来ない…。まさかのロストバゲージです。しかし同じ目にあっているギリシャ人のおじさんとスペイン人のお姉さん3人で協力し、問題解決。この時点で中継地のイスタンブールにあることが判明し、翌日ホテルに届くことになります。トラブルで予定より遅れてホテルへ。手荷物に予備下着を入れていて助かった私は、疲れもあり爆睡。
 翌日、夜とは打って変わり爽やかな印象のテッサロニキを朝から観光。治安も良く、ギリシャ慣れするには丁度いい。お昼頃ホテルに戻ると、そこには相棒の姿が。キャリーバッグを取り戻し安心した私は、ギリシャで初めての食事をとります。ファーストフード、ギロピタ。記念すべき最初のギリシャの味。忘れられない味です。

  • キョフテほか(機内食) 虫眼鏡

    キョフテほか

    Κεφτεδάκια (Köfte), κ.λπ.
    ターキッシュエアラインの機内食。キョフテはトルコのハンバーグで、ギリシャにもこれをルーツに持つケフテダキアという料理がある。さすが世界3大料理のトルコ料理。機内食もおいしい。

  • オムレツ他ほか(機内食) 虫眼鏡

    オムレツほか

    Ομελέτες, κ.λπ.
    ターキッシュエアラインの機内食。オムレツがメイン。サラダのチーズもおいしい。機内食が楽しみだと長いフライトも苦にならない。

  • サンドイッチ他ほか(機内食) 虫眼鏡

    サンドイッチほか

    Σάντουιτς, κ.λπ.
    ターキッシュエアラインの機内食。サンドイッチとチキンサラダ。チョコのお菓子も付いている。これを食べたら着陸まであと少し。

  • ギロピタ 虫眼鏡

    ギロピタ

    Γυρόπιτα
    ギロスというギリシャ版ケバブをピタというパンに挟んだもの。ギリシャ上陸後記念すべき最初の食事。手軽、リーズナブル、ボリューミー。この後何度もお世話になる料理。ここではポークを注文。

  • ヘラ
  • ヘファイストス

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