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知恵と戦いの女神「アテナ」の名を冠したギリシャの首都です。
英語ではAthens(アセンス)、ギリシャ語ではΑθήνα(アスィーナ)と呼びます。
古名を「アテナイ」といい、古代ギリシャのポリス(都市国家)の1つでした。古代の時点で早くも世界初の民主主義政治が取り入れらていたことでも有名です。アテナイで活躍した歴史上の哲学者も数多く存在しました。
現在ではギリシャを代表する遺跡「アクロポリス」を筆頭に、現存する数々の古代遺跡を見ることができます。
市内の移動はメトロが便利。エリアによっては治安に注意が必要ですが、たくさんの魅力にあふれた神話が根付く街です。
かつて、あるギリシャの都市の守護権を巡って二人の神さまが争いました。
一人は女神アテナ。もう一人は海の神ポセイドン。彼らはそれぞれ人間たちに贈り物をして、より喜ばれるものをプレゼントした方が街の守護神になることに決めました。
先攻はポセイドン。彼が槍で地面を突くと、海水の泉が湧きあがりますが人間たちの評価はイマイチ・・・。
次は後攻のアテネ。彼女が槍で地面を突くオリーブの木が一面に生えてきました。
食料や燃料、木陰にもなるオリーブがプレゼントされ、これには人間たちも大喜び。アテネは見事人間たちの支持を得て、その都市は彼女の名を関して「アテネ(アテナイ)」と名づけられます。
その後人間たちはアクロポリスにパルテノン神殿を建てて守護神アテナをまつることになります。
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アテネ市内に存在する古代遺跡。パルテノン神殿をはじめ多くの建築物がある。
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アクロポリスには古代の様々な魅力的な建造物が良好な保存状態で残っている。
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かつて政治、宗教、経済、文化の中心だった市場のような場所。
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ローマ支配時代、当時のローマ皇帝のハドリアノスが建てた図書館。
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アクロポリスの麓に広がる旧市街。特別保存地域に指定されている。
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最高神ゼウスを祀っていた神殿の跡地。かつてはとても威厳があったという。
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ギリシャの国会議事堂。
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ギリシャの国会議事堂付近にある公園。
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アテネ市内に存在する古代遺跡。アクロポリスとは「高い丘の上の都市」を意味します。
古代ギリシャでは各地域に「ポリス」と呼ばれる都市国家が存在していました。ポリスの中心地となる丘に、要塞として築かれたアクロポリスには、神殿などの宗教的な施設などが建てられました。
のちにアテネと呼ばれる「アテナイ」も、アクロポリスを有するポリス(都市国家)の1つでした。
アテネのアクロポリスは特に有名で、中でも守護女神アテナを祀った「パルテノン神殿」はひときわ存在感を放ち、ギリシャを代表するスポットの1つとなっています。
古代の人々は神殿内に12mの巨大なアテナ像を祀っていたそうですが、17世紀にヴェネチア軍から受けた攻撃によって壊れてしまいました。
パルテノン神殿が特に有名なアクロポリスですが、その他にもたくさんの魅力的な施設が存在します。
アクロポリスの丘に足を踏み入れる時に通る前門「プロピュライア」。その近くには「アテナ・ニケ神殿」という勝利を祈願して建てられた神殿があります。
「エレクテイオン神殿」は6体の少女像の柱が特徴的な神殿です。
酒と演劇の神ディオニソスを祀って建てられた「ディオニソス劇場」は、ギリシャ最古の広い半円形の劇場です。
古代の大富豪が建てた「イロド・アティコス音楽堂」は、彼の名を冠する屋外劇場。現在でも演劇やコンサート、オペラなどに使用されています。
その他にも多くの魅力的な施設が遺跡として残されています。
アゴラとはギリシャ語で「市場や広場」を意味しています。
政治、宗教、経済、文化的な施設や市場が集中しており、多くの人々が交流する生活の中心の場として、古代ギリシャにおいて非常に重要なエリアでした。様々な議論や知的交流を深める場でもあり、哲学者ソクラテスやプラトン、歴史家ヘロドトスなどの知識人たちも活躍していました。
アテネのアゴラは広大な面積を持ち、そこに様々な施設が建てられています。ひときわ目立つのは、鍛冶の神ヘファイストスを祀る「ヘファイストス神殿」。当時の原型がしっかりと残り威厳を放っています。
「アタロスの柱廊」と呼ばれる建物は、現在は修復されて内部は博物館になっており、アゴラの出土品が展示されています。
500人での評議会が行われた「ブレウテリオン」や、ソクラテスが友人たちと哲学論を交わした「ゼウス・エリテリオスの柱廊」、「市場」の跡地など、他にも多くの遺跡を堪能できます。
最高神であるゼウスを祀った神殿。
紀元前550年頃に建設が開始されましたが、度々建設作業が中断になり、630年以上後の2世紀になってから完成したという経緯を持ちます。
かつては104本の柱を有する神殿として威厳を放っていたとのことです。
現在では神殿の一部しか残っていませんが、その大きさから当時は相当大きな神殿であったことがうかがえます。
敷地内には、崩れてしまったであろう石柱や、遺跡の一部だったと思われる石片なども展示されています。
また、ゼウス神殿の敷地のすぐ近くには、アテナイ(アテネ)の再興に尽力してくれたローマ皇帝ハドリアノスを称えるために造られた凱旋門の一部が残っています。
アテネ国立庭園は、国会議事堂のすぐ近くにある広い庭園です。
1840年に王立庭園として造られました。
広い公園内には豊かな自然が広がり、鴨やアヒル、亀などの小動物が飼われています。
賑やかなアテネの街の中に広がる落ち着いた庭園内には、カフェや児童用のプレイルームなどもあるので、子連れの家族も利用しやすいです。
また、この庭園から少し歩いた所に「リュケイオン」という遺跡があります。ここにはかつて哲学者アリストテレスが造った学校がありました。
現在の跡地はやや殺風景ですが、跡地から当時の姿を想像して、思いを馳せてみるのもいいかもしれません。
アテネでの食事の思い出。
前日に間違えてボトルワインを注文し酔っぱらった私は、予定より少し遅く起床。この日はアテネの目玉アクロポリスを観光。パルテノン神殿などのド迫力の遺跡に圧倒されながら観光していると、日本人観光客を発見したので声をかけました。約1週間ぶりに日本語を発音しました。
遺跡を楽しんだ後は、メトロでホテルの最寄りメタクソウジオス駅へ。ホテル周辺でギロピタをテイクアウトし、前日テイクアウトした赤ワインと一緒に頂きました。
翌日は古代アゴラを観光。大昔多くの人々が集まったこの場所に思いを馳せます。観光後甘いものが食べたくなり、ヨーグルトの有名店フレスコへ。ここはヨーグルトに様々なトッピングをしてくれるお店。何にするか悩みながら列に並びます。前のカップルはチョコ系とイチゴ系のトッピング。メニュー名はどれもおしゃれ。私は「Love From Athens」という名の、ハチミツとナッツのトッピングを選択。外のベンチで頂きます。1口食べるとヨーグルトの酸味、ハチミツの甘味、ナッツの風味が合わさり、歩き疲れた体が喜ぶのが分かります。足元にこぼれたナッツ目掛けて鳩が集まりましたが、こぼれた分は鳩にプレゼント。アテネより愛をこめて。
Σουβλάκι
肉を串に刺して炭火焼きにしたギリシャ料理。ここではチキンとポークを注文。そのままでもソースにディップしてもうまい。食後にマスティハというリキュールをサービスしてくれた。
Γυρόπιτα
ギロスというギリシャ版ケバブをピタというパンに挟んだもの。テッサロニキではポークを頼んだのでここではチキンを試してみた。チキンもうまい。
Μπαρ Γιαουρτιού Fresco
アテネの人気ヨーグルトバー「フレスコ」。ギリシャヨーグルト(ヤウルティ)に様々なトッピングができる。甘いハチミツとナッツをトッピングしたら、旅の疲れが吹き飛んだ。
Μπακλαβάς
トルコ由来の甘いお菓子。ハチミツで味付けされていて、中にはナッツやフルーツなどが入っている。おいしかったのでお土産用にも購入。